電動工具の在庫処分や廃棄するの前に!工具を高く売るためのポイントを紹介

[工具買取]

大工や建築業、現場仕事、DIYなど色々な用途で利用でき、工具店や金物店、ホームセンターなどで販売されている電動工具。

法人としても、個人としてもさまざまなものづくりに役立つツールです。

 

不良在庫の処分、店舗廃業などの何らかの事情で、大量に工具を処分したい場合や、不要になった工具を売りたい場合があります。

そのような場合、どうすればなるべく高値で買取してもらうことができるのでしょうか?

 

電動工具を高値で買い取ってもらえれば、次の仕事を始める際の資金に追加できたり、新しい工具を購入するための資金に充てることができます。

今回は、年数や見た目以外に電動工具の買取を依頼する際のポイントや注意点などを、まとめてご紹介していきたいと思います。

 

高値で取引される買取可能な電動工具とは?

電動工具は種類やブランド名によっても、買取値が大幅に変わってきます。

また、当たり前の話ではありますが、使用年数や工具の状態によっても変わります。

それぞれのポイントを項目別にまとめてみましたので、1つ1つのポイントや注意点を一緒に確認していきましょう。

 

電動工具の高額買取ブランドに注目せよ!

ブランドバックの買取広告を、誰もが一度はインターネットで目にしたことがあると思います。

例えば、エルメス、ルイ・ヴィトン、GUCCI、プラダなどが代表的ですね。

それと同じように、あまり知られていませんが、電動工具にも高額で買取してもらえるブランドがあるのをご存じでしょうか?

 

電動工具の有名なブランドは、以下の通りになります。

マキタ makita

・日立工機 HiKOKI

・パナソニック Panasonic

・ボッシュ BOSCH

・ヒルティ Hilti

・マックス MAX

・リョービ RYOBI

・デウォルト DEWALT

・ブラックアンドデッカー

・ケルヒャー KARCHER

・タジマ

・ホンダ HONDA

・ヤマハ YAMAHA

・新ダイワ やまびこ

・オグラ

・泉精器 マクセルイズミ

・工進 KOSHIN

・育良精機 イクラ

・IKK DIAMOND

有名なブランド=人気の高いブランドになるので、買取価格も必然的に上がる結果になります。

買取店によっては、上記ブランド以外にもその店舗でよく売れているブランドであれば、高く買取しているところもありますので、一度お店に聞いてみることをおススメ致します。

 

電動工具の状態を確認せよ!

電動工具を売る前に、必ず電動工具の状態を確認しましょう。

査定を依頼する前に少しの手間をかけるだけで査定額が大きく変わることがあります。

同じ年数が経っているものでも、買取査定前に以下のポイントを押さえておくことで、高値で買取してもらえる可能性が高くなります。

 

①見栄えは大切と心得よ!

新品でも中古品でも買取してもらう電動工具は、どんなものであっても美品の方が高く買取してもらうことができます。

特に店舗在庫になっていて奥にしまってあったり、使用してから一定期間空いている電動工具は、ホコリやゴミ、サビや汚れが付着している場合が大半です。

雑巾で水拭きする、油を差す、ビスやねじなどが緩んでいる場合には、しっかり締めておくなど、なるべく綺麗な状態で売れるようにチェックすることが重要です。

自分がもし中古品や在庫処分品を買おうと思ったら、どんなものを選ぶのか、反対の立場に立ってみると、どんな状態にすればよいかという完成図が見えてくるはずですね!

しっかりメンテナンスを行ってから、買取査定に出せば高価買取とスムーズな取引の両方が実現するでしょう。

 

②付属品も揃えておくこと!

買った時とできるだけ同じ状態に近づけることが、高価買取のコツと言えます。

説明書や保証書、純正のケーブル、アクセサリーなどや、電動工具が入っていた箱や専用ケースなども付属品とみなされます。

なくなってしまったものは仕方ないですが、できる限り購入した時と同じ状態になるようにしましょう。

付属品が汚れていたり、破れていたりしても、「それがある」というだけで正規品に近い買取値になる場合があります。

 

③傷や破損している部分はないか?

電動工具自体の状態をよく確認しましょう。

傷や破損している部分はありませんか?

買取査定に出す前に、予めお店の人に伝えておくことが大切です。

マイナス査定になったり、買取不可の場合も考えられますが、一部買取できるものがあります。また信頼度が他の査定に影響し、思わぬ査定額アップも考えられます。

お客様とお店の信頼関係はとても大切です。

 

④耐用年数は5年以内がベスト!

冷蔵庫や炊飯器などの家電と同じで、電動工具も電気を使う機械です。

電気を使用する機械の耐用年数は、大体5年と言われています。

それは中古品ではなく、新品であっても当てはまります。

5年経つと、また新しい電動工具のシリーズが出て、安価で手に入る場合も考えられるからです。

もう使わないと思ったり、在庫として保管しておくのであれば、不要と思った時点ですぐに買取専門店に持ち込みましょう。

置いておけば置いておくほど、値段が下がってしまいますので、注意が必要です。

 

電動工具の相場を知る!

電動工具の相場は、いくらぐらいか知っていますか?

細かくは知らなくても、ある程度の相場が分かっていれば、買取査定が高いのか低いのかの見当をつけることができます。

ほとんどの買取店ではないと思いますが、足元を見られてしまうと、二束三文で買い叩かれてしまう心配もあります。

メルカリやオークション等で買取してもらうような、個人間の取引の場合は十分に考えられます。

電動工具のおおよその相場を知り、正規の金額で買取をしてもらえるようにしておきましょう。

事前にインターネットで自分の持っている電動工具のメーカーと型番がいくらで現状取引されているかを調べてから、買取店に行くととても買取の参考になります。

また、買取店の在庫状況によっても相場が、プラスに変動する場合もあります。

代表的な電動工具の相場をいくつか挙げて、それぞれ新品と中古品で比較してみましょう。

 

電動工具の各種取引の値段とは?

①インパクトドライバーの買取相場

インパクトドライバーは新品ですと、4,000円~31,000円ぐらいまで幅広い相場になっており、メーカーによって相場が変動します。

中古品ですと、買取の上限金額が2,000円~25,000円ぐらい値段に幅があります。

中古品はどんなに綺麗で年数が新しくても、買取の上限金額を超えて、新品同様の価格になることはありません。

 

②ドライバドリルの買取相場

ドライバドリルは新品ですと、4,000円~30,000円ぐらいまでのこちらも幅広い相場になっています。

やはり、メーカーとその型番によって値段が変動しています。

中古品ですと、買取の上限金額が2,000円~20,000円ぐらいで推移しています。

 

③インパクトトレンチの買取相場

インパクトトレンチは新品ですと、5,000円~39,000円ぐらいまでの高めの相場になっています。

中古品ですと、2,000円~28,000円のこちらもかなり幅広い相場になります。

 

④電動ドリルの買取相場

電動ドリルは新品でも低めの相場で、2,000円~5,000円と幅が他の電動工具と比較してかなり狭いです。

中古品ですと、買取上限金額が500円~2,000円とかなり安くなってしまいます。

あくまでも買取上限金額ですから、状態によってはかなり安くなってしまうことも考えられます。

 

⑤発電機の買取相場

発電機は新品ですと、かなり高額の相場になっており、15,000円~180,000円になります。

中古品ですと、買取上限金額が9,000円~150,000円でかなり大きい幅があります。

発電機は中古でも、1個150,000円で買取する場合もあるのですから、査定金額が高くなればかなり高額になることが分かります。

 

⑥高圧洗浄機の買取相場

高圧洗浄機は新品ですと、9,000円~150,000円と発電機同様、高値で買取されているようです。

中古品ですと、25,000円~120,000円ぐらいで買取されています。

 

電動工具は小型のものが安めで、大型の機械類がある程度値段が高めでつくことが分かりました。

買取前に調べても、全く相場価格が記載されていないものもあるようです。

その場合は、店舗に直接聞いてみると、別で見積もりを出してくれます。

さらに、インターネットで相場を調べる場合には、店舗によっても価格の変動があるので、5~10店舗ぐらい調べてから、買取をお願いすると良いです。

 

買取不可の電動工具はあるか?

前述した通り、電動工具の耐用年数が5年以上経っているものや、著しく劣化がひどいもの、破損しているものは買取が厳しい場合もあります。

でも、多くの電動工具を一緒に持ち込むことで、1つ1つ単体ではなく、まとめて査定してくれる場合もあります。

まとめて査定してもらう方が、査定金額が上がることが多いです。

値段がつかなかったものも、サービスや安価で処分してもらえることなどもあるので、自分で処分する手間が省ける場合もあります。

「売れない」と始めから諦めるのではなく、まずは買取店に相談してみてください。

予め買取店に電話を入れ、店舗廃業や在庫処分のために買取をお願いしたい旨と、どの電動工具がいくつあるか、どのメーカーや型番なのかなど詳しい情報を伝えておくと、しっかり査定してもらえます。

 

買取は間違いなく店舗が良い

最近は、インターネットでのアプリを通して、フリマアプリやメルカリなどの個人間の取引や、yahooや楽天のオークションなどでも売買が可能になりました。

ただ、やはり信用性という部分では店舗と比べると、確実ではありません。

メールやチャットのやり取りだけで取引を行うので、電動工具の専門的な知識がない人同士が相場に関係なく取引してしまうこともあるでしょう。

さらに、二束三文で買い叩かれてしまう、最悪の場合入金されないなどの詐欺行為に遭ってしまう場合も考えられます。

また、よくあるミスとしては商品が売れた後の問題です。電動工具は重量のあるものや大型の物が多く、高額な送料が掛かってしまうケースが大半です。

たしかに売値は工具買取店よりも高くつくことが多いですが、取引が全て完了したあとに手数料などを差し引くと結局どちらも変わらないといったことが多いようです。

このような点を考慮すると、電動工具の専門スタッフがいる買取店での買取に勝るものはありません。

 

また、不良在庫の処分や廃業を伴う場合は沢山の工具を売却しなければなりません。すべてを自分で出品して処分するには相当な時間と労力を要します。

買取対象の工具が多ければ多いほど工具買取店を利用するメリットは増えるでしょう。

 

気になった方はインターネットで「電動工具 買取」と検索すれば、多くの店舗が出てくるので、よく調べて比較してみましょう。

また、在庫処分や大量に買取希望の電動工具がある場合には、出張買取や店舗スタッフが査定に訪問してくれるサービスなどもあるので、利用するのがよいかもしれません。

口コミや評判などはある程度は参考になりますが、その店舗の人が書いている場合もあるので、参考程度にしておきましょう。

 

まとめ

専門的な知識がなくても、電動工具の買取に対する基礎知識があれば、思うような値段での買取が実現するはずです。

また、電動工具の在庫処分や廃業に伴った買取依頼の場合、まとまった数の工具を査定に出すことになると思います。このようなケースは大量買取による高額査定がつくことも多く、特に工具買取店での売却メリットを受けやすいです。

出来る限り損をしないで高値で買い取ってもらうことが、次の仕事のステップにも繋がります。

電動工具の買取に対する基礎知識をつけたら、次は早速店舗買取を実践してみましょう。

 

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