【農機具の高価買取のために】トラクターを売る前に準備しておきたい4つのこと

[農機具買取]

トラクター_買取_2ndtool①

 

中古農機具・工具を買い取る専門店【2nd tool】をオープンさせて5年以上がたち、おかげさまで日々、地元・大分をはじめとする多くのお客さまから農機具買取のお問い合わせをいただいております。いつもありがとうございます!

 

お客さまからのお問い合わせは、まずお電話でいただくことが多いのですが、みなさんが必ず気にしていらっしゃるのは、「どれくらいの金額で買い取ってもらえるのか?」ということ。

 

前回のブログでは、その点に関して【査定に関わるポイント】をお話しさせていただきましたが、今回は【査定をスムーズに進めるためのポイント】をお伝えしたいと思います!

 

 

ポイント①車台番号を確認しましょう

 

トラクター_買取_2ndtool②

 

売却しようとしているトラクターは、どこで購入したものですか?車台番号は付いていますか?

 

なぜこんな当たり前の質問をするかというと、ここ数年、農機具の盗難が相次いでおり、車台番号のチェックを厳しく行っているからです。

 

経年劣化による文字の薄れなどはあるかもしれませんが、車台番号が次のようなトラクターは、残念ながら高価買取どころか買取自体をお断りさせていただいています。

 

  • 番号が削られている
  • 別の番号が上書きされている
  • 明らかに消された形跡がある

 

この場合は、盗難車の可能性があるとして警察に届け出ます。

 

 

ポイント②【ナンバープレート登録解除】をしておきましょう

 

トラクター_買取_2ndtool③

 

トラクターやコンバインなどの農機具には、ナンバープレートが付いていますね?

 

農機具の運転には免許が必要!

 

登録解除のお話をする前に、すでに農機具をお持ちの方なら当然ご存知のことですが、大前提のお話として…農機具とはいえトラクターやコンバインなどを運転するには免許が必要で、道路を走るか走らないかに関わらず、各自治体に届け出たうえでナンバープレートを付けていなければいけません。

 

自家用車と同じ普通自動車免許で運転できるものがほとんどですが、持っていない人は小型特殊自動車免許か、トラクターのサイズや状態によっては必要に応じて大型特殊自動車免許を取得しなければなりません。

 

そして、もしも免許を持たずに運転していた場合は無免許運転で罰せられるので、新しくトラクターを買う人は注意しなければなりませんね。

 

農機具を運転する際に守らなければいけない法律は、日本農業機械工業会や各農機具メーカーのホームページでも紹介されていますので、要チェックです。

 

【参考】

・日本農業機械工業会「作業機付きトラクタの公道走行について

・ヤンマー「道路走行に関するガイドブック

 

売却の前には登録解除の届け出をしましょう!

 

取得したナンバープレートですが、逆に売却する前には各自でお住まいの自治体へ出向き、返還の手続きをしていただく必要があります。この手続きが済んでいないと、売却した後も税金の支払い義務が続くことになりますので、要注意です。

 

手続きには、外したナンバープレートと印鑑があればよいのですが、詳しい情報についてはナンバープレートを申請した各自治体でご確認ください。

 

ちなみに、2nd toolでナンバーを外してさしあげることはできますが、自治体での手続きはお客さまそれぞれに行っていただきます。その後に当店とお客さまとの間の正式な契約を進めることになります。

 

ということは、査定前に各自でこの作業を済ませていただいていれば、トントン拍子で話が進むわけです! この手続き、意外と後まわしになってしまう方が多いので、ご面倒ですがご協力をお願いいたします。

 

 

ポイント③車検証を準備しましょう

 

自動車と同じく、農耕車両にも車検を受ける義務があります。これをきちんと受けていた証明として、買取査定のときに車検証がそろっていると、こちらとしては「きちんとメンテナンスしていたんだなあ」と把握できますので、即査定アップに繋がります!

 

また過去の修理履歴などを見れば、今後、どこを注視して使えばいいのか参考にもなりますので、次に購入されるお客さまにも納得して安全に使っていただけるよう、情報提供のご協力をお願いいたします。

 

 

ポイント④「美品」と「備品」をそろえましょう

 

車検に紐づいた話になりますが、やはりメンテナンスはしっかりと行っておいていただきたいですね。長年お世話になった愛車に、お礼をする意味も込めて!

 

そこでキーワードとなるのが【美品であること】【備品があること】の2つです。

 

【美品】を目指して最後のお手入れを!

土の上をたのもしく駆け回るトラクターですから、汚れやキズは勲章もの! それを前提としたうえで、やはり新しい買い手には美品が人気。泥汚れには念入りな洗車を、そしてキズは研磨剤などで磨くと補修できます。

 

長い間、倉庫で眠っていたトラクターなら大変な作業になるかもしれませんが、ここは査定の大きなポイントになります。

 

【備品】がそろっていれば査定にプラスになることも

購入時に、トラクターに取り外しのできるパーツやアタッチメントが付いていませんでしたか? あるいは、のちに買い足したものでもOKです。

 

とにかく、所有するトラクターの【部品】として機能するものがあれば、これは査定にプラスして高価買取させていただくポイントになります! 最初の査定のときにすべてが揃っていれば、その後の流れがスムーズになりますね。

 

 

まとめ

 

農機具、とくにトラクターを売却する際には、高価買取できるポイントがあります。

 

そして、高価買取までスムーズに進めるためには、【車台番号の確認】【ナンバープレートの登録解除】といった手続きを済ませておくこと、【車検証の準備】【メンテナンス】をして次の使い手への配慮も忘れないということが大切です。

 

このようなポイントを押さえて高価買取を目指していただき、ぜひ、未来へ投資できるお金に変えていただきたいと思います!

セカンドツールでは出張買取も可能ですので、お気軽にご相談下さい!

 

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