コラム
農機具の処分方法を一挙ご紹介!お得に処分するための重要なポイント
古くなったトラクターや、コンバインを買い替えたい。離農するので、農機具を処分したいなど、農機具の処分方法を紹介します。
農業をするうえで大切なのが「農機具」
どんな作物を育てるとしても農機具は必ず使用することでしょう。
そんな農機具ですが適切な処分方法をご存じでしょうか?
一般生活で購入することがない機具のため「どうやって処分をすればいいかわからない」という人も多いかと思います。
今回は農機具のおすすめ処分方法をお伝えしていきます。
農機具の一般的な処分方法
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知人・農家の方に譲る
大切に使っていた農機具は、自分の知っている人に使ってもらえるのが、やっぱり一番です。もし周りに欲しい人がいれば、きっと引き取って貰える事でしょう。
しかし、そこには意外な落とし穴もあったりします。
例えば、譲った後に故障して動かなくなってしまった時の修理費用の問題や、思っていたのと違うからやっぱり返したいなどという事はよく聞きます。良かれと思って譲った事で、せっかくの良い人間関係にヒビが入ってしまっては、元も子もありません。
気持ちよく使ってもらう為にも、整備のやり方や使用方法など、譲る前にはしっかりと説明をしておく必要があります。
もし修理の必要性が生じる可能性のある箇所がわかっているのなら、事前に確認して、修理店や、修理費用なども伝えておけば、お互いに安心です。
また、金銭のやり取りが生じる場合には、よく話し合って、信頼のおける人に譲るとトラブルが少なく済むかもしれません。
大型の農機具の場合は、下取り価格が高額になる場合もあります。安易に知人に譲る前に、よく検討してみる事をお勧めします。
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メルカリやヤフオクなどのフリマサイトで売買する
メルカリや、ヤフオク、ラクマでも最近は、中古のトラクターやコンバインなどの農機具がたくさん出品されています。
フリマサイトやフリマアプリで農機具を売ることの最大のデメリットは他の方法よりも高く売れることです。農機具のような大きな品物を自分で発送できる方はフリマサイトを利用して農機具を処分するのもおすすめです。
逆に言えば、小さなものを売買してお小遣いを稼ぐには最適なフリマアプリですが、農機具の場合は梱包作業に手間がかかったり、莫大な送料がかかったりと想像よりも手数料がかかるケースがあります。
うまく行けば、高額で売れる事もありますが、送料や梱包材の購入費などを考えずに出品してしまうと意外と利益が残らないという状況になりかねないため注意が必要です。
落札者や購入者に、自宅まで直接引き取りに来てもらう事も出来ますが、それでも、全く経験のない初心者の人は、やめておいた方が良いでしょう。
もし家族や、友人に慣れている人がいて、サポートしてくれるのであれば、チャレンジしてみても良いかも知れません。
いずれにしても、スマホやPCを使える事が、必要な方法となります。
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農協に引き取ってもらう
農協では、農機具の販売や修理をしているので、中古の農機具を下取りしてくれます。
農協と言えば、やはり信頼感がありますが、下取り価格は予想よりも低価格になる場合が多いようです。
知り合いに譲るのではなく農協に下取りに出そうとしているかたは農機具買取業者と相見積を取ってみるのもひとつの手です。ほとんどの農機具買取業者は無料で査定を行ってくれます。
農協での下取りは普段から農協との付き合いを大事にしている方や、古い農機具を処分して、新車へ買い替えるなどという場合には、お勧めの選択肢となるでしょう。
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不用品回収業者に依頼をする
電話で連絡すると、回収業者が自宅まで引き取りに来てくれますが、処分する為の費用がかかります。
費用に関しては、各業者や地域によって差があるので、問い合わせた方が良いでしょう。
手間がかからない為、早急に処分したい場合には良い方法ですが、高額な処分費用を請求される場合もあるので、よく調べてから電話をかけるようにしましょう。
また廃棄物として農機具を処分する場合はお住いの自治体に確認を取ることで正しく農機具を処分できます。
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農機具買取を利用する
メルカリやヤフオクなどで個人売買すれば出品作業や、発送手配など一般の方々には少々難しい作業が発生します。
そのため、フリマサイトで売れない場合は処分するしかないのかというとそうではありません。農機具買取業者に一度査定依頼をしてみるという手段があります。
農機具買取業者に買取を依頼する場合は殆どのケースで出張買取に対応しています。仮に農機具の状態が悪く査定額が着かなかったとしても無料で引き取ってくれることもあります。
不用品回収業者に回収を頼んだ場合、逆に処分費用を払わなければなりません。どんな状態の農機具であれ一度農機具買取業者に査定依頼をしてみるのもよいかもしれません。
また、査定は無料の業者が多いため気軽に利用できそうです。LINEを使ったLINE査定も増えておりより気軽に相談が可能になっています。
最近では農業買取業者のHPに買取実績を載せているところも多くなってきているので、使っていない農機具がどのくらいで買い取られているのかチェックしてみるのもいいかもしれませんね。
なぜ農機具の処分にはお金がかかるの?
なぜ農機具が粗大ゴミで出せないのかと言うと、コンバインやトラクターなどの大型のものは勿論、小型の農耕機でも、エンジンが積んであるので、バッテリーやオイルなど、分解するのには困難な「適正処理困難物」というものに分類されるからです。
その為、農機具は、粗大ゴミの対象とはならないので、自己処理で処分する事になります。
農機具を高価買取につながるポイント
もし不要な農機具の処分を考えている方は一度農機具買取業者に相談してみることをおすすめします。
メルカリやヤフオクなどで売却すれば確かに売値は高くなるかもしれませんが、送料やその他もろもろの手間を考えると農機具買取業者に出張買取を依頼したほうが良いでしょう。
これから紹介するポイントに当てはまる農機具を持っている場合は、高額な査定がつくかもしれませんので是非チェックしてみましょう。
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使用年数が少ない
車やバイクの場合には、走行距離が重要なポイントとなりますが、農機具には走行距離のメーターはありません。農機具は、その性質上、アスファルトの道を走る事は少なく、ほとんどを畑の中で動き回る機械です。その為、走行距離よりも稼働時間の方が重要なので、農機具特有の、「アワーメーター」という稼働時間がわかるメーターが付いています。
このアワーメーターによって、エンジンや駆動部品の劣化具合を判断するので、査定に出す機具のアワーメーターを確認してみましょう。勿論、単純に使用年数は少ない方が高額買取に繋がります。
使用年数が多く、古い農機具の場合でも、年式やメーカーも重要な査定の要素となるので、意外と高額買取となることもあります。
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不具合がない
車やバイクと同様に、機能の不具合のチェックも大切です。
査定では、エンジンのかかり具合や、異音の有無、オイル漏れがあるか、駆動系に問題がないか、隈なくチェックされます。
長い間使っていない農機具の場合は、バッテリーが上がってしまった為に、エンジンがかからない事もあります。バッテリーが原因の場合には、ジャンプスターターを使うか、もしくは自家用車のバッテリーにブースターケーブルで直接繋げば、エンジンがかかるはずです。
もし、自分でできない場合には、事前にエンジンがかからない事を業者へ伝えておけば、バッテリーを持ってきてくれるはずです。
また、タイヤや、キャタピラの摩耗による劣化の状態も大事なポイントです。もし、劣化が酷く、交換が必要な場合には、査定に響く事になります。
農機具の用途は、実に様々で、家庭用なのか、業務用なのかによっても、使われ方は全然違います。部品の交換時期や、劣化具合の査定の参考にもなるので、どんな使い方をしていたのか、しっかりと伝えるようにしましょう。
逆に、見た目は古くてボロボロの農機具でも、エンジンと駆動系が元気であれば、高額で買い取ってくれる事もあります。
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破損がない
特に、年式の新しい物では、破損がないという部分は大事なポイントとなってきます。破損していても、交換できる部品や、簡単に直せる部分なら、事前に修理しておくと良いと思います。
泥にまみれて働く農機具といえども、外装が綺麗にこしたことはありません。
特に年式が新しいのに、外見の汚れが酷い場合には、それなりの使い方をしていたと思われても仕方がありません。
査定の前には、タイヤやシートの汚れを落として、出来るだけ綺麗な状態にしておけば、良いイメージを持ってもらえる事でしょう。
まとめ
中古農機具の処分は農機具買取のセカンドツールにご相談ください
農機具を処分する理由は、様々あると思います。
そろそろ新しい農機具に買い替えたい
中古として買い取ってもらってお金にしたい
金銭を払ってでも、すぐに引き取って貰いたい
そんな方のために今回は農機具の処分方法について書きました。
弊社セカンドツールでは、お客様の農機具を適正価格で買取させていただきます。
故障している農機具や、動かなくなった農機具も気軽にご相談ください。
農機具のプロが集まったセカンドツールはどんな農機具も真心こめて査定させていただきます。
農機具と一緒に細々した工具も買い取ってほしいなどの要望も大歓迎です。
LINE査定、出張査定はもちろん無料ですのでぜひご利用ください!