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2020.06.02 農機具高価買取の参考に!プロの査定ポイント【ベスト5】

農機具買取_2ndtool③

 

2nd toolでは、地元大分県を拠点に福岡県・長崎県・佐賀県・宮崎県・熊本県と、九州全域で【農機具の高価買取】を行っています。

 

地元の方々からしっかり買い取り、店頭販売をしながら地元でしっかり売れるのが強み。常に在庫がはけていくので、「売りたい」というご依頼は大歓迎です!

 

しかし、売る側からすると、気になるのが【相場】(価格)ですよね。2nd toolにご来店いただくお客さまも、もれなく価格を心配していらっしゃいます。

 

そこで、今回は農機具の買取相場を公開!・・・と言いたいところなのですが、農機具は自動車とは違ってかなり査定するパーツが多く、本当に1点1点、価格が異なってくるんですよね。現物を見てみないとなんとも言えず、残念ながら、参考価格をお伝えするのは難しいのです。

 

私たちとしてももどかしいのですが、ここは信用に関わる大事な部分。曖昧なことはお伝えできないというのが本音です。

 

ただし、【査定のポイント】はきちんとお伝えできます!査定に有利なポイントとなる、次の5項目を参考にしていただき、査定をご希望の農機具をチェックしてみてください。

 

相場の参考になる5つの【査定ポイント】大公開!

 

農機具買取_2ndtool⑤

チェックポイント① 売れ筋の車両かどうか

 

売れ筋

No.1=トラクター
No.2=コンバイン
No.3=田植え機

 

よく使われる車両は、やはり需要があります。

 

耕運機から防除機まで、農業を効率化させる機械はたくさんありますが、いちばん人気があるのは、土壌づくりや運搬などに幅広く使えるトラクター。その次が、稲や麦の刈り取りに使うコンバイン、そして田植え機です。

 

チェックポイント② 装備や仕様が充実しているほど人気

 

[例]

  • キャビン付き
  • エアコン付き
  • ラジオ付き
  • アワメーター付き
  • 四駆

 

人気があるのが、どんな天候にも、そして昼夜問わず稼働できる【キャビン付き】のトラクターです。これがあれば、雨が降ろうが、日差しが強かろうが、虫が来ようが・・・問題なしですね。

 

近年は、ひと昔前と季節感にズレが生まれていて、スコールのような突然の雨が降ってきたり、夏が酷暑で熱中症の危険があったり、農作業の現場は過酷になってきています。【エアコン付き】だと本当にありがたいですよね。こういう車両は、特に高く買い取ることができます。

 

チェックポイント③ 年式、メーター、馬力は好条件か?

 

トラクターの場合、年式メーター馬力も大きな査定ポイントになります。

 

年式】は新しいほど好まれますし、年式が多少古くても【メーター(稼働時間)】が少ないほど人気です。あと、大事なのが【馬力】。

 

馬力】は10馬力くらいからあるのですが、頼もしいのはやはり馬力の大きなもので、50〜70馬力くらいが最も高価で買い取ることができます。これくらいのトラクターを使うのは、大規模な農家さんですね。

 

ただ、小規模な農家さんで10馬力くらいでも良いという方もいらっしゃいますし、展開する事業の規模に応じて需要はありますので、適切な価格をつけさせていただいています。

 

チェックポイント④ 人気メーカーであるかどうか

 

農機具メーカーも、日本製のものや海外製のものなどさまざまです。高級車で有名なあのランボルギーニも、もとを辿ればトラクターの製造で名を馳せた会社。広大な大地を走るアメリカ製のディア・アンド・カンパニー社、ものづくり大国ドイツのクラース・グループ社の製品トラクターも気になりますが、やはり絶大な信頼を勝ち取っているのが【国産メーカー】のもの。

 

売れ筋

No.1=クボタ
No.2=ヤンマー
No.3=ヰセキ

 

クボタは世界的なメーカーで、中古市場でも堂々のシェア。ヤンマーも大型から小型まで幅広く機械をつくっていて、年式が古くても需要があったりします。そしてヰセキは、田植え機で有名ですね。

 

チェックポイント⑤ 細かな状態の良さが価格上乗せの決め手

 

冒頭で、相場が簡単に言えない理由を「査定するパーツが多いから」とご説明しましたが、最後のポイントがそれです。

 

池井戸潤さん原作のドラマ『下町ロケット』では、無人トラクターの開発競争が描かれていましたが、ほんの一部の部品にわずかな不具合があるだけで、大きくて強いトラクターが不具合を起こすものなんです。だからこそ、不良品をお届けしないために、隅々までチェックすることが我々の使命です。

 

たとえば、こんな箇所をチェックします。

 

[例]

  • タイヤのひび割れがないか
  • エンジンオイルの状態
  • ラジエーターの状態
  • サビがないか

 

メーカーや車両の種類によって、チェックする箇所が違いますので参考までにですが、整備できる範囲でしておかれると良い結果が出せると思います。

 

ただし、状態が悪くても、買取はさせていただきますのでご安心を!お店で万全に整備したうえで販売させていただきます。

 

農機具買取相場は、季節によって変動することはありません!

 

農機具買取_2ndtool④

 

ちなみに、こんな質問をよくいただきます。「農機具がいちばん高く売れる季節はありますか?」

 

実は、夏場のエアコンの販売価格が高いように、田植え前に田植え機が売れるからといって買取価格が跳ね上がることはないんです。

 

農機具の買取価格は、家電のようには【季節によって変動せず】、一年中、しっかりと先ほどお伝えしたポイントをもとに査定させていただいています。

 

まとめ

 

農機具の買取価格は、1台1台、機械の状態によって見極めていきます。人気の車両や装備、メーカーなど近年の主流はあるものの、最終的には細かいパーツまでしっかりと確認しますので、各自、手入れができる範囲で「美品」に近づけておいていただくことをお勧めします。

 

みなさんが売りたい農機具は、長年連れ添った相棒だと思います。手放したくない思いもあるかもしれませんね?だからこそ、最後に整備をしてみてはいかがでしょうか?労いと感謝の気持ちを込めて!

 

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